ふと思い出した。
八丈島のブログを書いてないことを(￣□￣;)!!
八丈島に行ったのは2016年の10月初め。
今、2017年2月16日。
約4ケ月経過しておりますΣ(ﾟдﾟ;)
たくさんの思い出があるのに～(☆｡☆)
ということで書いてみたいと思います。
結論から言いますと、
この旅はハプニングがたくさん起こりました。
だけどハプニングも楽しんでしまう心の強いメンバーさんのおかげで、
なんとか予定通り帰って来れました。
しかも素晴らしい経験と思い出たくさん持って。
*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*
まずは八丈島がどこにあるのか。
東京都です。
ざっくりいうと小笠原と本土の間に位置しています。
だけど小笠原と違い空港があり飛行機が飛んでいます。
(のちに知る。有視界飛行で欠航が多いことを・・・)
北九州空港から羽田空港へ向かう飛行機の中で聞きました。
「この中にお医者様はいらっしゃいませんか」
どうやら体調を崩した方がいたようなのです。
出発からそんなに時間は経っていなかったと思います。
頭をよぎったのは「もしや引き返す？？？」ということ。
人命第一です。そうなったときの為にすでに頭の中で次の行動予定を立てる。
心配そうな空気に包まれる飛行機内。
ドキドキしましたがその後アナウンスはなく無事羽田空港到着(;^_^A
体調崩した方も意識はしっかりしていてホッと一安心でした。
で！
羽田空港で案内見たら
「八丈島行 天候調査中」
なにーーーーーーっ！！！！！
せっかくのお昼ごはんを上の空で食べましたｵﾛｵﾛ(ﾟﾛﾟ;))((;ﾟﾛﾟ)ｵﾛｵﾛ
その後なんとか飛ぶことになったようですが、もしもの時は引き返すとのこと。
お願い飛んで～降りて～八丈島に！！！
とみんなの強烈な願いが通じたようで、なんとか無事に八丈島上陸！
降りたとき、「八丈島よね？」とみんな半信半疑(・∀・)
なんか疲れた・・・着くまでにだいぶ・・・(笑)
でもここで疲れてる場合じゃないのです。
こっからです。
やっと八丈島でダイビング～(≧▽≦)
すでに午前から潜っている方々が戻ってから出港とのことで、
器材を準備したりブリーフィング聞いたりしてました。
そこで聞きました。
「八丈島の海は黒潮の影響を強く受けています。潮の流れの速いところもあるし、
うねりもあってとても泳ぐの疲れます。がんばってね！」
「ボートに乗ったらすべての装備を準備して出港、ポイントに着いたらすぐにエントリー
します。ハーモニーさんは2番目のチームで入ってね(^_^)v」
「ちなみにアンカーなしでフリー潜行、さっと潜らないと流されちゃうよ～」
だんだんみんなの表情が険しくなっていきます～(笑)
そして追い打ちをかけたのが戻ってきた船に乗っていたダイバーさんたち。
でた！
真っ黒くろの黒装束軍団！
そっか～そういう海かあ～(☆｡☆)
不安げなみんなをなだめ、励まし、作戦を練っていざ！
行きましょ～～(≧▽≦)
エントリーまでのドタバタは割愛いたします。
みなさん、とてもがんばりました(笑)
私は誇らしいですよ。
そして海の中には、、、
でた～～～ユウゼン！
これが見たかった～(≧▽≦)
そして前回小笠原で見たときも思いましたがけっこうあっさり見れる～(笑)
一番最初にお出迎えしてくれたのがユウゼンでした。
チョウチョウウオの仲間で八丈島や小笠原近海にいる固有種です。
見惚れるほどきれいな模様。
最初の緊張もほぐれてようなくみんなリラックス。
砂地のほうには巨大なエイ。
浮上直前、大きなウミガメと遭遇。
ただこのあたりがうねりが大きく、体が思うように安定しない。
それはウミガメも同じだったようで、すごく近いのにお互い避けられない(笑)
なんとか避けてくれたウミガメに、耐え切れずエア当たっちゃった。。。
ウミガメに連れてかれてるようなしんちゃん( ´∀｀)σσ
キンギョハナダイの群れはすごかった～～～((o(´∀｀)o))
カエルアンコウが見たいというリクエストで潜ったポイント。
キンメモドキがものすごい数！
多すぎて向こうが見えません(@_@)
オーバーハングした場所のカイメンに黄色のカエルアンコウ。
シロタエイロウミウシ。
よーく見てください。「♡」模様です♡
アーチ状の地形がところどころに。
確かにぼーーっと潜ると大変な海でした。
だけど生き物がうじゃうじゃいて生命力にあふれた海。
その魅力をさらにガイドさんたちが次々とまるで魔法使いみたいに引き出してくれる。
そもそも魅力ある海だけど、
この海はガイドさんでまったく違う海に見えるかもしれません。
久しぶりに魔法使いみたいなガイドさんに出会いました。嬉しい(´∀｀)
そして！
しんちゃん、八丈島で７００ＤＩＶＥ！！
おめでとうございます！！！｡:.ﾟヽ(´∀`｡)ﾉﾟ.:｡+ﾟ
力作のユウゼン(°∀°)b
みんなで。しんちゃんほんとにおめでとう(´∀｀)
ちゃんと八丈島でお祝いできてよかった～(´∀｀)
きよこさん、10月8日がお誕生日。
八丈島で迎えました。
おめでとうございます（＾∇＾）
ほぼ、寝てる(笑)
この時集合写真を撮ってくれたのは隣の席にいた知らない方。
私たちのお祝いを見てさっと「撮りますよ～」ってきてくれた。
頼む前に。
ケーキもお店の方が当日急にも関わらず作ってくれた。
いろんな人にたくさん親切にしてもらいました。
八丈島、素敵なとこだと感じました。
*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～
八丈島の陸情報。
今回泊まったホテル。
ハーモニーツアーに似合わず豪華できれいでした。
朝食のバイキングがおいしかった♡
夕食は居酒屋さんへ。
八丈島といえば「島寿司」。
しょうゆ漬けたネタと、からしで食べるお寿司です。
これ、めっちゃおいしいので行ったら食べてみてください。
人生初挑戦の「くさや」。
八丈島産ならもうちょっとマイルドらしいのですが、今回のは初島産。
なかなか強烈。
でもえいっと食べると、
(￣▽+￣*)
おいしい(・∀・)
それは八丈島の雰囲気も含めて食べないとおいしいかどうかは微妙・・・
さて、お土産に買っていった方々の感想はどうだったのか・・・
沖に見えるのは「八丈小島」。
実は八丈島はビーチエントリーが多いそうなのですが、
今回はほぼボートダイビング。
なので八丈島で一番有名なビーチポイント「ナズマド」を見学へ。
ここから見える景色は素晴らしかったです。
次はここから潜ってみたいなー((o(´∀｀)o))
余談：
八丈島の観光ではレンタカーを借りました。
これが(´・ω・`)
夕食を食べに行く前にショップに寄って、ハザードつけていたら
バッテリーがあがってしまいました(｡＞0＜｡)
ショップの方がいろいろ探し回ってくれて、おまけに先に私たちを
居酒屋へ送り、あとで車はホテルに届けてくださいました。
なーーーーーんて親切なんでしょう・・・
忙しい中で・・・
この親切に涙(＞_＜)
あと「キョン」
「八丈島のキョン！」というギャグ知ってますか？
昔々あったそうです。
実物のキョン。
野生にいるのかと思ったら、動植物園で飼われているだけだそうです。
なんで野生にいると思ってたんだろう。。。
今回お世話になった「レグルスダイビング」さん。
とってもとっても魅力的なガイドをしていただきました。
私もとても勉強になりました。
ときどきこうしてほかの海で、ガイドしてもらうというのはとてもいい経験。
お客さんだったらどんなふうに感じるか、考えるいいきっかけになります。
海況的に技術的にもとてもハードな体験をしたみなさん。
「ツアーじゃなくて合宿だった！」
と。
でも、とても充実していた、と。
経験とスキルを身に着け、スキルアップしたからこそ潜れる海でした。
みなさま、かなりレベルアップしましたね┏( ^o^)┛
へこたれず、たくましく。
かっこいいダイバーになりました:*:・(￣∀￣)・:*:
さて帰り。
観光終わって空港に移動するころには土砂降りの大雨。
空港に着いたらやっぱり「天候調査」の文字が。
実は前日にショップの方から
「明日飛行機飛ばないかもよ～」と聞いていました。
なんとご親切にチケットの手配までしていただいてました。
まさかの帰りも(ﾉ_･｡)
雨の具合がなんだか重々しく、とっても嫌な予感・・・
空港では心配そうに空を見てる人がたくさん。
どんよりした空からは飛行機が来る気配まるでなし。
ん～ここで足止めはツライ。
何度も何度も空を見て・・・
降りてきて～飛行機～
定刻過ぎてもまだ来ない・・・
雨はまったく弱まらない。
雲の隙間も見えない。
これはもうだめだ・・・
ひゅんっ
音がしたような気がしました。
雲の間から飛行機が現れて。
空港待合室は拍手喝采。
よかった～｡:.ﾟヽ(´∀`｡)ﾉﾟ.:｡+ﾟ
数々のトラブルに見舞われながらも、無事にツアー終了。
ひとえに皆様のご協力のおかげですm(_ _ )m
レグルスダイビングの水谷さん、加藤さん。
しんちゃん、かなめさん、かわかみさん、きよこさん。
皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
最後に、なんで八丈島に行きたかったかというと、
学生のころに「エビ・カニガイドブック」という図鑑で「ハチジョウヒライソモドキ」
というカニを見ました。
おそらくこのカニを図鑑で調べる人はそうそういないと思います。
目にすることもないと思います。
当時は今のようにカラフルで生きたままの姿の写真が載っている図鑑はまだまだ少なく。
標本と難しい説明の図鑑が多かったんです。
しかもダイバーが目にすることはとても少ない、普通には地味なカニ。
私はたまたまこのグループのカニを調べていて、
生きている生態写真としてこのグループのカニが載っている図鑑があるなんて、
ととても驚きました。
その図鑑を作ったのがレグルスダイビングの加藤さん。
そしてそのころからなんとなく八丈島のイメージは生き物がいっぱいの、自然豊かな島。
「いつか八丈島に行きたいなー」
という願いが今回実現しましたヽ(*´∀｀)ノ
その後もいろんな図鑑を出し続けている加藤さんから、
「この先も、この生き物たちがずっと生き続けていなきゃだめなんだよ」
と聞きました。そんな環境を残していかないといけないと。
初心に帰る思いです。
心に刻まれたひとことでした。
そして実際にハチジョウヒライソモドキを見に連れて行ってくれました≧(´▽｀)≦
たぶんこれではないけど(°∀°)b
さて個人的な目的も含めて、いろいろ思い出深いものとなった八丈島への旅でした。
またどこかの海でお会いしましょう(^_^)v
福岡・北九州でダイビングするなら！
